現状と島根県が適する理由

地球環境の保護を目的に政府や民間レベルで実用化が急ピッチで進められている再生可能エネルギーの活用で、一番民間レベルで普及しており将来性についても高く評価されている太陽光発電は、まだまだ技術革新の途上にある発電システムであるといえるでしょう。
従来の化石燃料を燃焼させて発電する発電システムと比較するなら、エネルギーの変換効率の低さと発電コストの高さの克服が今後の大きな課題となっています。
現時点で市販されている太陽光発電システムの太陽光エネルギー変換効率は13パーセント~20パーセント程度のレベルにあり、太陽光発電システムを製造する国産メーカーで最も技術力が高いメーカーが新たに開発したソーラーパネルの変換効率が38パーセント前後と、技術の進歩スピードが著しく進んでいます。
今後太陽光エネルギー変換効率が従来製品の2倍程度になる製品が市販化されるようにあると、今までと同じ面積のソーラーパネルで発電できる電力が単純に二倍の量になるわけですから、一日も速い技術の進歩が待ち望まれるでしょう。
現在市販されている住宅用太陽光発電システムの発電コストは、製造メーカーにより若干の差はあるものの、1kWhにつき33円~36円前後となっています。
火力発電所の発電コストが1kWhにつき10円~12円前後である事を考えると、今後の太陽光発電システムの発電コスト低減に向けた技術進歩が望まれます。
政府や地方自治体は化石燃料による発電コストと住宅用太陽光発電システムの発電コストの差額を補助金政策によりカバーしており、一般住宅が太陽光発電システムを設置するなら、補助金の効果で10年前後で初期費用の回収は終わるでしょう。
島根県は一年間の通算日照時間が日本国内の平均時間よりも長く、太陽光発電システムの設置にとても適した地域ですから、設置後10年未満での初期費用回収も十分可能です。
島根県は地方自治体による補助金制度も充実しており、活用するとよいでしょう。